代謝性疾患の治療に従事する中で、具体性のある栄養指導のためには、実際に食べていただくことが一番だと考えるようになり、過去にも地中海型療養食の食事会を開催してきました。
会では、食事の前後に血糖値を計測し、食事後でも血糖値の上昇が抑えられる料理であること、美味しく満腹感のある料理であることを多くの患者さんに納得していただくことで、食事療法のクオリティを向上させることができました。
当院でも、院内で食事会ができるようにキッチン・テーブルを設置しました。私や家内、管理栄養士がシェフとなって、美味しい療養食の食事会を行っていきたいと考えています。
普段の待合室のテーブルでは、患者さんにおすすめの食材として、世界各国の厳選されたオリーブオイルやイタリア産の炭酸水を並べて紹介し、販売もしています。